車いすバスケットボール体験記
東京パラリンピックを来年に控え、パラスポーツの露出も増えてきました。
中でも人気の高い「車いすバスケットボール」
東京パラリンピックの競技別の価格帯の中で最も高いそうです。
先日の研修会で車いすバスケットボールを体験する機会がありました。
学生時代はバスケットボールをやっていた事もあり、ボールの扱いは問題はありませんでしたが、車いすに乗るのは初めて…
まずはボールを持たずに車いすに乗るところからスタート。
乗ってみると想像以上になめらかな動きに驚きました。
でも、やはり最初は細かな動きが出来ず、悪戦苦闘。後ろ向きに進むはずが気づいたら前を向いてるなんて事も…
少しづつ慣れていき、ボールを持っても動けるようになったところで、参加者みんなで試合へ。
車いすバスケットボールどころかバスケットボール自体も未経験者が多い中、試合開始。初めは固い雰囲気でスタートしましたが、徐々に白熱した展開に!
バスケットボールをする上で、難しいのが「ドリブル」。
通常、バスケットボールではドリブルをして進まなければいけないため、初心者は中々、スピーディーな展開になりません。
でも、車いすバスケットボールはドリブルを突き続けなくても前に進めるため、どんどん試合が進みます。
また、走らないので心拍数はそこまで上がらず、試合がし続けられます!
ただ、上半身を大きく使うため、かなりの運動量ですが(次の日は、背中全体が筋肉痛に…)
車いすバスケットボールを体験して、バスケットボールの経験がなくても、走ったりジャンプをすることが出来なくても出来るスポーツだと感じ、子どもから高齢者、障がいのあるなしに関わらず出来るユニバーサルスポーツの楽しさに触れられた研修会となりました。
私個人としては、体力低下や腰痛などでバスケットボールの試合からは遠ざかっていましたが、「これならバスケができる!」と新たな発見もできました!!
☆日本障がい者スポーツ協会「車いすバスケットボールガイド」はこちらから
https://www.jsad.or.jp/paralympic/sports/wheelchair-basketball.html
☆TOKYO2020 パラリンピック競技一覧からもどうぞ
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/paralympic/wheelchair-basketball/
文/指導部 上薗美千代