公益財団法人 身体教育医学研究所 Physical Education and Medical Research Foundation

SDGs NAGANO JAPANSport in Life

みんなのスポーツ

誰もが運動やスポーツを楽しめる環境づくり

しんたいは、ユニバーサルスポーツ「ボッチャ」の普及活動と、障がい者(児)のスポーツ参加の機会づくりに取り組んでいます。
きっかけは、「自分の子どもたちも運動を楽しめないか?」という障がい児の母親の問いかけでした。障がい者にとって身体を動かすことは大切なことですが、運動することはハードルが高く、簡単に参加できる環境がなかったのです。

しんたいは環境づくりのため、障がい者がイベント情報を入手しやすいようWebサイトを開設し、当事者や家族、行政、地域のスポーツ振興関連団体等とネットワークを組みました。
協働の中で、老若男女、障がいの有無による壁がなく、誰でも楽しめるボッチャの取り組みが始まり、指導者や審判の育成、パラリンピック代表選手を招いた体験会開催など普及活動に取り組んできました。
現在は、ボッチャの楽しめるクラブも設立され地域の寄り合いや介護福祉施設、スポーツ大会などで取り入れられるよう支援しています。

Message

[写真]半田 秀一

スポーツをきっかけに
笑顔を増やしたい。

半田 秀一

“スポーツ”の語源は、「他に心を移して楽しむこと」つまり、気晴らしや遊びが、元々の意味です。大人も子ども障がいがあってもなくても、またオリンピックやパラリンピックを目指す競技者であっても、みんなにとって“スポーツ”は必要です。からだを動かすことの楽しみ、喜びや感動を共有することで人々の笑顔が増えるものと信じています。そのため、レクリエーション×リハビリテーションの視点で、「みんなのスポーツ」を応援します。

[写真]岡田 佳澄

スポーツの力で
地域を元気に。

岡田 佳澄

この活動は、「からだを動かしたい!スポーツがしたい!」―そう願う誰もが当たり前に身近な地域で運動・スポーツに親しめる環境づくりに向け、地域の関係機関や団体と協働で取り組んでいます。誰もが一緒にからだを動かすことを通して進む相互理解、自然と生まれる一体感、あふれる笑顔、心からスポーツを楽しむ皆さんの姿から、改めて“スポーツ”の持つ大きな力を感じつつ、地域に根付いた活動となるよう、今後も皆さんと共に取り組んでいきたいと思っています。

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